一昨日の4月2日の夜、
私の妹的存在、フェレットのソラが亡くなりました。
約9年、人間年齢になおすと約90歳でした。
元々、大学進学で一人暮らししてた兄が、寂しさ故に飼い始めたのがソラ。
大家さんにバレて引き取ることになり、うちにきた。
忘れもしない、高校一年の3月にやってきて
予防接種無しで病気一つせず、人が大好きで、頭を撫でてもらうのが好きで、いつもあとをついて歩いてきた。
私の大学受験のときも 就職のときも
兄のでき婚&大学中退のときも
弟の不登校のときも
両親の別居を言われたときも
いつも変わらない態度で 純粋無垢な顔でいてくれた。
ソラが居てくれたから、大学の新聞に載せてもらうことができた。
女の子なのに耳掃除やお風呂が嫌いで、
タオルやお布団、麦茶に甘い物が好きで、
私の通学かばんの中から盗んだミルキーやチロルチョコを食べてたこともあったっけ( ̄▽ ̄)笑
一緒に新幹線で大阪にも行きました。
お義姉さんや甥っ子とも遊んだね。
時々人間のように空気を読んでくれたりもしました。
去年の夏に、
高齢による心不全・呼吸困難になり もう危ないと言われ、でもそこから持ち直し、
毎日お薬を飲んで、毎月注射を打って、火曜日まで頑張りました。
最後は母の膝の上で眠るようだったそうです。
私も弾丸で実家に帰り、最後のお別れをしてきました。
私が家を出てからは、両親がソラの面倒をみてくれていました。
火曜日、仕事から帰宅した母が、ゲージでソラの元気がないことに気付きました。
父と母、弟の三人に見守られて、ソラは眠りにつきました。
前回実家に帰ったとき、私がご飯を食べてるときにソラが自分から甘えてきた。
しかもそれはいつもとは違うぐらい、かなりべったりと。
いま思うと、ソラはもう私と会えないことをわかっていたのかもしれない。。
月曜日の夜、私はふと「言い訳しないで、家のこともちゃんときちんとやろう」と決めた。
もしかして、この声はソラには聞こえてた?
そして火曜日、ソラは母が仕事から帰ってくるのをきっと待っていた。
二月は弟がインドから無事に帰ってくるのを待ってた。
三月、兄夫婦に2人目が生まれて、上の子は無事に卒園して、
四月、家族みーんなが笑顔になることをきっとソラは待っていた。
ソラ、優しいから。
空気を読んじゃうから。
吠えたり、鳴き声を出すこともなければ、尻尾もふらない。
でも、昔は人によって態度を変えているときもあったね笑
私のベッドで一緒に寝たり、私の肩に乗ったり。
遊んであげられないときもあったね。
八つ当たりしたり、怒ってしまったときもあったね。
それでもソラは、私と遊びたいとアピールしてくれて、あそんでくれたね。
ごめんね、ありがとう。
ソラがきて8年経ったいま、
大学生だった兄は二児の父になり
小学生だった弟は大学生になった。
私は社会人三年目になる。
いつもいつも、傍で見守っててくれてありがとう。
親戚に女の子の居ない私にとって、本当に妹でした。
たくさんたくさん、話を聞いてくれたね。
ソラ、ありがとう。大好きだよ。
次は姉妹になろうね。
これからも真紅の瞳で
見守っててね。